島根県立中央病院医学雑誌
Online ISSN : 2435-0710
Print ISSN : 0289-5455
14日以内に検査の読影レポート確認を促すための 8日後院内メールの有効性
飛田 正敏内谷 隆之磯和 理貴繁浪 幸代福田 成美永見 由里子加村 菜月長田 藍若山 聡雄小阪 真二
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2021 年 45 巻 p. 35-38

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抄録
検査の読影レポートの確認を促す院内メールを検査8日後に送ることで,14日以内の未 読率がとの程度低下するのかを調査した.対象は2018年5月24日から2020年1月31日までに行わ れた検査の読影レポート74,173通である.これを,8日後メールを送るまでの前群(33,011通)と,送 り始めてからの後群(41,162通)に分けて検査14日後時点での未読率を比較した.全体の未読率は 前群の24.9%から後群は6.0%と低下した.消化管検査では変わらなかったが,画像全体では28.9% →6 .8%,組織診では5.8%→2.2%,細胞診では19.0%→4.4%と有意に低下した.消化管検査で未読 率が変わらなかったのは消化器科医師自ら診断するためと思われる.それ以外の読影レポートでは, 検査8日後に未読メールを送ることは14日以内の未読率を低下させるのに有効であった.
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© 2021 島根県立中央病院
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