社会政策
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特集■オリンピック・パラリンピック後をみすえた社会政策の新地平
座長報告:オリンピック・パラリンピック後をみすえた社会政策の新地平
岩崎 晋也
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2021 年 12 巻 3 号 p. 5-10

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抄録

 本号の特集は,本学会第140回(2020年春季)大会の共通論題での報告をもとに執筆された2本の論文を中心に構成される。本論は,この共通論題のテーマの趣旨・背景と各報告の概要を紹介するとともに,そこで提起された課題について座長の立場から考察したものである。東京大会では,「史上最もイノベーティブで,世界にポジティブな改革をもたらす大会」の実現を大会ビジョンとし,ダイバーシティ&インクルージョンを大会ビジョンの実現の原動力として掲げている。また日本国内では経済効果を中心に,オリンピック・パラリンピックの開催に期待する声が大きい。しかし,その一方で大規模な都市再開発が社会的排除を促進するという負の側面も指摘されている。そこで本共通論題では,大規模都市再開発がもたらす負の側面を検証するとともに,その一方でレガシーとして期待される障がい者の社会参加の促進,ジェンダー・SOGI政策の促進を検討した。

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