佛教大学
2023 年 14 巻 3 号 p. 97-108
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本稿では,制度間調整論の「重複調整」と「補完調整」の概念を用いて,介護保険を優先とする現行の介護保険制度と障害福祉制度の関係を批判的に検討した。まず,介護保険優先原則をめぐる二つの訴訟事例を比較分析しながら,両制度における「重複調整」としての介護保険優先原則が合理性を欠くものであることを指摘した。そのうえで,制度の狭間に置かれた高齢障害者のケア保障と福祉ニーズの充足を,両制度の「補完調整」を通して達成する必要性について論じた。
社會政策学會年報
社会政策叢書
社会政策学会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら