プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
1999年度秋季
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C-31 若者の成功体験における創造性に関する調査研究
大田 勉小野 修一郎荒井 弓佳吉武 朋彦
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 173-178

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抄録
個人あるいは組織の創造力をいかにして最大限発揮させられるかは、21世紀の情報化社会の組織の競争力を決定づける重要な課題である。本研究は、「創造」という古くて新しい課題を取り上げ、その本質について、できる限り解析的な手段で掘り下げることを試みるものである。その方法は、「創造とは新しい情報の生産であり、かつ新しい情報は、既知の二つの情報の結合から生まれる」という仮説に立って、具体的な創造事例について、既知の情報A×既知の情報B=新情報N の形で整理し、情報の結合の形を体型化する可能性を検討する。創造事例は、科学技術、芸術、ビジネス、生活等無限にあり、この仮説はすべての分野で成立すると仮定しているが、本調査は大学生の創造的成功体験の事例を主に考察した。
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© 1999 プロジェクトマネジメント学会
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