抄録
1964年に制定されたMTL-Q-9858「品質保証要求」仕様書は40年もの長きにわたり国防総省の調達品に対する「品質マネジメント基本仕様書」として「ハードウエア」のみならず「ソフトウエア」に対しても「ルーツ(原典)」として存続し続け、更には、ISO-9000「品質マネジメント」国際規格への発展をもなし遂げた。しかしながら、1996年頃に至って従来の方式を根底から覆すような"DOD Directive One"に基づく革新的な大転換を行い、併せて、長年にわたり「定性抜取り検査」の「ルーツ(原典)として存続してきたMIL-STD-105をも廃止して新しくMIL-STD-1916を制定した。現在はアメリカにおける軍需産業における展開だけであるが、その成果が確認されると共に民需産業への適用が予測されるので、その実態を知ると共にその動向を注視して行かなければならないという観点から紹介する内容である。