抄録
ビジネススピードが叫ばれるなか、マネジメントの効率を高めることは急務の状況である。ところがマネジメントは「モノ」として見えないため、「製品」の成果などに隠れ、本質的な改善·改革に繋がりにくい側面を持っている。今回、その見えにくいマネジメントの課題をPM(Project Management、以下PM)を活用することにより「可視化」を行い、課題分析への適応を試みることで、業務分析へのPMの有効性を確認した。また、その結果から改革に向けた展開を実施してきており、仕事の進め方変革に向けたその経過についても概説する。