抄録
コンピュータのダウンサイジング化に伴い,ハードウェアの保守や据付工事を専門としていた企業が,ソリューションサービスをもう1つの柱として事業展開するケースが増えている.しかし,こうした企業においては,マネジメント面・マインド面共に,決められた手順に従った作業中心であった保守・工事事業の企業文化が根強く,お客様の要求仕様に従った物作りというプロジェクト型事業については,経験不足から様々な失敗を味わってきている.そこで,当社では,企業体質強化の重要課題としてプロジェクトマインド醸成が必須と考え,プロジェクトマネジメント関連制度と人財育成の急速な立ち上げに着手した.本稿では,この取り組みの中から,ガイドラインの策定標準,帳票の策定等について,その内容と経過を報告する.