プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
2005年度春季
セッションID: 1105
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1105 認識のずれを少なくするためのリスク表現法(一般セッション)
木野 泰伸
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会議録・要旨集 オープンアクセス

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抄録
プロジェクトのリスクを管理するためには,はじめに,リスクを洗い出し,リストを作成する.そのとき,リスクを適切に記述することは,意外に難しい.特に,リスクの洗い出しを複数人で行う場合は,人により表現の揺れが生じ,本来,同であるリスクを別の表現で記述してしまうことがある.また,リスクとしてリストアップしたものの中には,問題として扱うことが適切であると思われるものも含まれてくる.こうした事象は,人により,リスクに対する認識の違いがあることから発生しているように思われる.そこで,本稿では,いくつかのリスクモデルをもとに,標準的で,人による認識のずれが少なくなるリスクの表現方法について検討する.
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© 2005 プロジェクトマネジメント学会
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