プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
2007年度秋季
セッションID: 2412
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2412 PMOによるパフォーマンス向上のための第三者チェックの強化 : ソフトウェア開発でのプロジェクトの"見える化"ツール適用事例(一般セッション)
引地 輝弘半澤 俊和樋地 正浩齋藤 邦夫川口 莊太郎
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抄録
当社では,2003年4月から自社製品を軸にソリューション展開する事業部門を先駆けにPMO制度を導入し,プロジェクトマネジメントの強化を推進している.当社のPMO制度の特徴として,各事業部門に専任のPMOを任命しており,各事業部門の特徴を生かしたプロジェクトマネジメント手法やツールの適用定着化を推進してきた.しかし,数多くのプロジェクトを横断的にかつタイムリーに監視するためには,プロジェクト情報の管理・共有化が課題となっていた.そこで,当社では,人とITのシームレスなコラボレーションによるプロジェクトの"見える化"ツールをペースに工程管理ソリューションを開発し,2007年4月から当社の標準工程管理ツールとして活用している.このツールの活用により,プロジェクトマネジメントプロセスの最適化が図れ,納期・品質・利益の遵守とお客様サービスの向上といったプロジェクトパフォーマンスの向上が実現できると考えている.本稿では,プロジェクトパフォーマンスの向上を目的として,PMOの立場から見たソフトウェア開発でのプロジェクトの"見える化"ツールの適用事例について報告する.
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© 2007 プロジェクトマネジメント学会
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