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原稿種別: 表紙
p.
Cover1-
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 目次
p.
i-iv
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
v-
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
vi-vii
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App1-
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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長岡 良蔵
原稿種別: 本文
p.
1-15
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App2-
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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堀尾 幸男
原稿種別: 本文
p.
17-18
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App3-
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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野辺 継男
原稿種別: 本文
p.
19-43
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App4-
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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市川 啓一
原稿種別: 本文
p.
45-71
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App5-
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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友田 大輔
原稿種別: 本文
セッションID: 1101
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
アプリケーション開発のプロジェクトでは,要件定義フェーズにおいて顧客の要求を的確に把握することができないためにプロジェクトスケジュールの遅延,コストの増大を招く場合がある.要件定義フェーズ時,あるいはその後の開発フェーズにおいては顧客の突然の新規要求や要求の変化に対応するためにリスクマネジメントを行う.これまでリスクマネジメントの効果を的確に把握する手法がなく,後続プロジェクトのリスクマネジメントへ経験を十分に生かせないという問題があった.本稿では,発生したリスク事象に対する課題管理に注目し,課題に付随するスケジュールやコストの情報や,リスク事象の発生時期に焦点を当て,リスクマネジメントの評価を行う手法を提案し,検討する.
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平田 貞代
原稿種別: 本文
セッションID: 1102
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
本稿では,情報システムの運用保守において,体制や価値観から作られている人間系システムに着目し,表面的には抽出し難い潜在的なリスクについて議論する.はじめに,フィールドワークを応用したリスクマネジメントの実行方法について説明する.続いて,運用保守プロジェクトで前述のリスクマネジメントを実行した事例を基に,人間とリスクの関係を検証した結果,および2つのプロジェクトを比較分析した結果について報告する.比較により,プロジェクトの当事者にとっては当たり前となっている行動や価値観が見えないところでリスクに結びついているという気付きを促した.第三者がフィールドワークを応用しプロジェクトのリスクとそのトリガを見せることで,孤立しがちな運用保守プロジェクト間を橋渡しし,より効果的なリスクマネジメントが実行できること確認した.
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初田 賢司, 澤田 美樹子
原稿種別: 本文
セッションID: 1103
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ITプロジェクトの予備費はプロジェクトのリスクに対応するために重要であるが,概算見積もりの段階で予備費の見積もりを行うには技術的・ビジネス的課題が多い.このような状況下で根拠を明確にする予備費の見積もり方法として,リスク分析から導き出す方法,リスクレべルに応じて定率をかける方法,そして幅を持たせて見積もる方法の3つがある.幅を持たせて見積もる方法の中でもモンテカルロ法は,起こり得る様々なシナリオを組み合わせて見積もりの全体像を表現するという点で,リスクを考慮した予備費の見積もりに有効である.
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鈴木 敦秀
原稿種別: 本文
セッションID: 1104
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
多くのシステム開発プロジェクトを抱える組織や企業においては,失敗プロジェクトの発生防止は重要な課題である.その課題解決のためには,リスク・マネジメントの導入が重要であり,タイムリーかつ継続的なリスク・マネジメントを行うことが成功の鍵となる.本稿では,プロジェクトを成功に導くためのリスク・マネジメントのポイントについて,失敗プロジェクトのリスク傾向やリスクが顕在化してくる工程の分析結果から考察する.
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平 悟, 今居 和男, 荒川 忠
原稿種別: 本文
セッションID: 1105
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ソフトウェア開発プロジェクトの失敗を未然に防止する手段のーつとして,プロジェクトレビュー,あるいは,プロジエクト診断と呼ばれる管理手法が広く行われている.当社では過去の大きな失敗の反省として,プロジェクトの設計段階に,問題点を積み残して次工程に進んで,下流工程で大きな問題とならないように事前に問題点を検出することを目的とした診断手法を考案し,実施している.当手法の運用方法,適用事例について紹介する.
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白子 俊治
原稿種別: 本文
セッションID: 1106
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
PMBOKの普及によって,PMBOKのプロセスを典型にしたリスクマネジメントの形が,おおよそ見えてきた.しかし,現場のプロジェクトでは,どのように適用するかが手探り状態であり十分には浸透していない.そこで本論文は,どのような仕組みでリスクマネジメントを行なえば,現場のプロジェクトが無理なく効果的に実践できるかの観点で,リスクの効果的な抽出方法,コントロールできるリスク要因の分析方法,対応策実施のポイント,実践のステップアップ方法を考察した.
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田川 昌夫
原稿種別: 本文
セッションID: 1107
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
リスクマネジメントは,リスクを組織的に管理し,危害や損出などを回避もしくは軽減するプロセスである.各種の危険による不測の損害を最小の費用で効果的に処理することを目的に確立された分野である.この分野においては様々な管理手法が定義され実践されているにもかかわらず,トラブルプロジェクトが後を絶たないのはなぜであろうか?この疑問点が本稿の出発点である.そこで本稿では,現在この分野では定義および実践されていない,新たな概念であるリスクマインドの向上とリスクコミュニケーションの活用を提言し,それらを実プロジェクトで実践および考察することにより,その効果と課題を明らかにする.
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神庭 弘年
原稿種別: 本文
セッションID: 2110
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
見積もりにまつわる問題・課題を挙げ,見積り方法論や見積もりの実作業の前に,大きな課題があることを述ペる.一度原点に立ち返って基本的な見積り手順,ステップを提示し,どのような作業がそこで行われるペきかを検討し,不適切な見積りが原因によるプロジェクトのトラブルを避けることに役立ちたい.ITベンダ側の見積り担当プロジェクトマネジャの立場を中心に,基本的なスタンスを再確認できることを願っている.
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幕田 行雄, 福地 豊, 谷川 晃一, 江口 良司, 渡辺 嘉也, 村瀬 武志, 石谷 靖, 塩田 英雄
原稿種別: 本文
セッションID: 2111
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
CoBRA法は,熟練者の暗黙知と少数の実績データを組み合わせて組織の見積りモデルを構築する手段を提供する手法である.見積りモデルの構築に多くの実績データを必要としないため適用可能な組織が多い.本論文は,熟練者の暗黙知が形式知化された「アセット」を有効活用することにより,熟練者を全く関与させることなく短期間に仮見積りモデルを構築し,熟練者に CoBRA法の有効性を示すための手順を提案する.また,本手順を実際に適用し,手順の有効性を確認した.
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金子 英一, 梶山 昌之
原稿種別: 本文
セッションID: 2112
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ソフトウェア開発プロジェクトは,近年小規模化,短納期化の傾向を強めており,見積りの重要性は増すばかりである.プロジェクトの初期段階において,ソフトウェアの開発規模を適切に見積ることはプロジェクト成功のための重要なファクターであり,ソフトウェアの規模見積りの手法としてファンクションポイントを適用する事例が多数報告されるようになっている.筆者らは,簡易的なファンクションポイントの導入から始め,実績データの収集と分析,分析結果に基づく開発生産性指標の確立,見積りモデル構築を経て,プロジェクトの初期段階での見積りモデル試行までを実施した. FPによる工数見積りを目的として, FPと工数の関係を適切にモデル化するためには生産性に影響を与える多くの要因を反映する必要がある.本稿では見積もり試行で得た経験に基づき,その目的を達成するための効果的なモデル化の手順について提案する.
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清水 誠介, 長谷川 康彦, 冨安 寛, 木谷 強
原稿種別: 本文
セッションID: 2113
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ソフトウェア開発プロジェクトは,プロジェクトによって生産性に大きな開きがある.これは,プロジェクト毎に生産性に影響を与える要因が異なることに加え,その要因による生産性への影響が大きいことが原因である.本稿では,これら要因による生産性への影響を取り除き,ツールや新技術導入による生産性への向上度合いを定量的に評価する手法について述べる.
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浦川 伸一
原稿種別: 本文
セッションID: 2114
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ITプロジェクトでは,各局面に応じてさまざまな成果物が生み出される.それらの成果物品質を確保するため,関係するステークホルダーにとっても意義のある品質維持活動を実現すペきであるが,それはなかなか容易ではない.属人性の少ないメトリクスや方法論を用い,欠陥を入り込ませないために,どのような品質維持活動が有効であるのか,実例を交えて考察してみたい.
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萩森 大介
原稿種別: 本文
セッションID: 2115
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
要件定義はソフトウェア開発において非常に重要な工程であり,プロジェクトを成功させる重要な要因のひとつである.しかし,開発中には必ず要件定義の追加や修正が発生する.ウォーターフォール型でのソフトウェア開発では,上流工程の変更が下流工程に大きな影響を及ぼすため,要件定義の変更が与える影響を管理する必要がある.本稿ではべンダーと協力会社間の関係,および要件定義変更に対してべンダーがリスクを負う必要性を明らかにする.プロジェクト全体の統一指標としてファンクションポイント法を用いた要件定義の変更管理を行い,上流工程に必要なスキルの蓄積や協力会社を含めた全体最適について提案する.
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原稿種別: 付録等
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App6-
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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大谷 晶子, 赤羽根 亮子, 土屋 雅士, 藤原 良一
原稿種別: 本文
セッションID: 1201
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
当社で整備・展開してきた組織的なプロジェクトマネジメント情報システムを発展させ,プロジェクト情報の連携およびプロジェクト運営の効率化を狙い,プロジェクト内で活用できるプロジェクトのポータルサイト(プロジェクトポータル)の構築を進めてきた.しかし,ポータル構築ツールの機能優先でプロジェクトポータルを構築・展開したため,プロジェクトにて機能を十分に活かせず,またプロジェクト活動範囲の網羅度も限定されたプロジェクトポータルとなってしまった.その原因は,業務分析や要件の把握不足,プロジェクトポータルの構築方針の不備が原因であった.本稿では,プロジェクトポータル構築における留意点と,次期プロジェクトポータル構築の改善の進め方について紹介する.
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伊笹 広, 星野 雄一
原稿種別: 本文
セッションID: 1202
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
近年増加しているオープン系ソフトウエア開発では,アプリケーションアーキテクチャの品質がシステム全体の品質やコストに大きな影響を及ぼす.とはいえ,優秀なアーキテクトの数には限りがある.そこで,当社では専門組織を設け,アプリケーションアーキテクチャ設計や開発推進の「コツ」を予めガイドラインとして整備する事前支援と,レビュー等の事後支援を組み合わせて提供し,技術リスク軽減を狙っている.本稿ではその取り組み内容を紹介する.
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藤田 智康, 中村 正幸, 檜垣 幸弘
原稿種別: 本文
セッションID: 1203
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ダウンサイジングの流れは確実に広がっており,これまでメインフレーム(MF)を使用してきた金融機関の勘定系システムについても,クライアントサーバシステム(CSS)化する事例が発生しており,今後は増加するものと思われる.今回我々が取り組んだプロジェクトは,勘定系システムをMFからCSSへ全面移行するものであったが,様々な制約やリスクがある中,QCDと顧客満足度を満たした上で,1年弱の開発期間で全面更改を無事に完了させることが出来た.ここで,本プロジェクトを振り返って考えてみると,ダウンサイジングに伴う技術分野の取り組みもさることながら,プロジェクトマネジメント分野の取り組みが最大の成功要因として挙げられる.そこで本論文では,本プロジェクトにおける各種マネジメントの考え方,具体的な取り組み施策について紹介する.今後の開発等に参考として生かせる情報として提供したい.
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吉田 剛, 橋本 正明
原稿種別: 本文
セッションID: 1204
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
製造業の生産システム合理化を目的とするIT導入プロジェクトは失敗リスクが高い.このリスクを軽減するプロジェクト初期段階で取組むフィージビリティスタディ(以下FSという)の重要性とその進め方について述べる.このプロセスに思考を支援し表現手段を与える手段としてTOC(Theory Of Constraint), BSC(Balance Score Card), CMM(Capability Maturity Model)の概念を使って取組イメージを描いた.さらに,現状の制約に囚われないビジョンの重要性,課題の抽出,分析から解決策立案にTOCの「思考プロセス」が有効な手法であることを示す.
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工藤 司, 片岡 信弘, 水野 忠則
原稿種別: 本文
セッションID: 1205
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
業務システムでは,大量データの一括更新はバッチ処理で実行される.このバッチ処理にはオンラインによる入力と同時に実行できないものがあり,これらは夜間や休日などオンライン入力停止時間帯に実行する必要があった.との結果,タイム・マネジメント上の様々な課題が発生していた.例えば,業務変更に伴うデータ変換作業は大量データの一括更新を指定期日に行う必要があるため,変換作業中はオンライン入力を中断する必要があった.従って,変換作業を制限された時間内で完了する必要があり,タイム・マネジメントにおいては実作業でのコンテンジェンシーの織り込みや,作業手順の事前確認,リハーサルなど,様々な付帯作業のアクティビティが発生していた.本発表では、オンライン入力と並行してバッチ処理による一括更新を行うための先行更新方式を提案する.また,実際の業務システムにおけるシステム切替えや,オンライン入力と並行処理できない一括更新処理に適用したケースを評価する.この結果として,オンライン入力完了待ちの発生する作業でスケジュール短縮や柔軟なスケジュール作成が可能になり,業務変更に伴うデータ変換作業では時間制限が緩和されるためタイム,マネジメントが容易になるという効果があることを示す.
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高嶋 博之, 北 寿郎
原稿種別: 本文
セッションID: 1206
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
近年,自動車に搭載されるソフトウェアは大規模化・複雑化の一途をたどっている.開発手法としてソフトウェアをシステマティックに管理し,信頼性を確保する上で,ウォーターフォールモデルの採用が一般的である.この手法は開発の初期段階において,すべての仕様を正しく定義し,ドキュメントを確実に生成する手順を踏んでおり,プロジェクト・マネジメント的には管理が容易であるとともに,品質の確認もしやすい.しかしながら,近年のソフトウェア規模の増大と制御仕様の複雑化により,設計のための要件定義が開発の初期段階で揃わなくなってきている.開発者は頻繁な仕様変更に対応しながら,度重なる手戻りの中で開発を続けているのが実際である.本研究では,管理や品質に関するエビデンスを重視するウォーターフォールモデルによる開発の中に,従来の自動車開発では品質管理の観点から採用することの難しかったエクストリーム・プログラミングのエッセンスを組み込むことにより,高いソフトウェアの品質と開発効率を実現した方法論を提示する.
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水上 祐治
原稿種別: 本文
セッションID: 1207
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
車載用組込みソフトウェア開発は,高度なQCD要求レべルを課せられる領域である.車載用組込みソフトウェア開発のプロジェクト・マネージャは,QCDを高次元でバランスさせるために,限られた資産を有効活用するという,厳しい制約の下での意思決定が求められる,しかし,このような厳しい制約下での意思決定は,Simonの限定合理性のパラダイムに支配されたものになると一般に考えられている.本論文では,目標設定理論を導入したプロジェクト・マネジメント手法を導入し,車載用組込みソフトウェア開発のプロジェクト・マネージャの意思決定が,限定合理性のパラダイムを越えるためのメカニズムを明らかにする.
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町田 欣史
原稿種別: 本文
セッションID: 2210
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ソースコードレビューは,ソフトウェアの品質を向上させるための有効な手段の一つであるが,昨今の短期開発やオフショア開発といった開発形態の中で,ソースコードレビューを厳密に実施することは非常に困難となっている.その結果,テスト後半でのバグの多発や,テスト作業の負荷増大といった問題が起こっている.本論文では,静的解析ツールの導入や第三者によるソースコードレビューの実施により,プロジェクトの負荷を軽減しつつソースコードの品質を確保するための取り組みについて述べ,その効果について考察する.
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藤田 早織, 箱嶋 俊哉, 西山 泰男
原稿種別: 本文
セッションID: 2211
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
本論文では,ドキュメントに対するレビューの分析と体制について述ペる.ドキュメントの品質管理について,既存のインスペクションの方法論はあるが,本論文ではより効果を出すための実践的手法を提案する.当手法の実施により,効率的な欠陥の発見と,その分析から得られた客観的なフィードバックが可能になり,欠陥の再発防止と手戻りの削減につなげることができる.当手法を適用したプロジェクトにおいても,ドキュメントの品質向上や手戻りの減少,作業効率の向上といった効果が実証された.
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高橋 圭一
原稿種別: 本文
セッションID: 2212
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
企業から実案件の一部の製作工程を受け,本学科2年生7名でチームを編成してソフトウェアを開発した.結果としては,実質的な生産性は約35(SLOC/人時),納期遵守率は約59%,三ヶ月半の工期に対して約一ヶ月の遅れでプロジェクトを終結した.本稿では,本プロジェクトの生産性が委託元企業と同等以上であるにも関わらず,納期遅延となった要因について分析する.
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中島 毅, 吉田 見岳
原稿種別: 本文
セッションID: 2213
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ソフトウェア開発各フェーズにおけるレビューとテストの実施にかけるコストが,開発プロセス全体のコストにどう影響するかを予測し分析するためのモデルとシミュレーションツールを提案する.このモデルは,誤り総量管理モデルをペースにして,検知誤り量,及び出荷後残存誤り量を推定するモデルと,リワークコストを推定するモデルを組み合わせて構成している.ツールはプロジェクトマネージャの品質計画策定を支援する.
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山本 英之, 副島 千鶴, 服部 昇, 吉野 順, 端山 毅
原稿種別: 本文
セッションID: 2214
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ソフトウェア開発プロジェクトを成功に導くためには,プロジェクト実績データを分析することにより,開発の現場で発生している事実を定量的に把握することが重要である.これまで,ソフトウェアの最終品質を確保するために開発中の指標に管理限界等を設定し,指標の実績値に応じて適切な対策を打つことで品質管理が実施されている.しかし,開発中の指標とソフトウェア最終品質との関係については定性的な把握に留まっていることが多い.そこで本稿では,臨床医学の分野で検査の精度評価に用いられるRoc曲線(Receiver operating characteristic curve)を用いて,プロジェクト実績データに含まれる開発中の指標とサービス開始後品質との関係を分析する.そして,開発中の品質指標の内,どの指標がサービス開始後品質の良悪の予測に有用であるかを定量的に把握する方法を検討する.
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藤原 隆次, 山田 茂
原稿種別: 本文
セッションID: 2215
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
近年,多くの開発プロセスがソフトウェア開発を成功させるために提案されている.これらのプロセスは,各プロジェクトの特性を考慮して選択する必要がある.大規模開発プロジェクト用のプロセスは,従来から使用されており,十分に研究されているので課題も少ない.しかしながら,近年,注目されている小規模開発プロジェクト用のプロセスとして提案されたアジャイル・ソフトウェア開発手法は,解決すべき課題が多く,研究が始まったばかりである.そこで本論文では,アジャイル・ソフトウェア開発手法により開発されたソフトウェアシステムの信頼性/品質評価に使用できる幾つかのメトリクスを提案する.そして,それらを従来のソフトウェア信頼度成長モデルに適用して数値的な分析結果を示し,その考察を実施する.
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原稿種別: 付録等
p.
App7-
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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川口 莊太郎, 引地 輝弘, 内海 由博, 川田 国康, 飛内 仁志, 庄司 貞雄
原稿種別: 本文
セッションID: 1301
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
近年,ビジネス環境が著しく変化する中,多くの企業ではプロジェクトの形態でビジネスを実現している.当社では従来からプロジェクトより小さい(但し,等しい場合もある)作番と呼ばれる,ある纏まった作業の単位でQCD等のマネジメントを実行していた.しかし,ビジネス規模や業種の拡大に伴い,作番の単位ではなく,プロジェクト単位のプロセスや手順,システムの再構築が不可欠となった.そこで,今後のビジネス基盤の確立を目指し,全社を挙げて社内プロセスの改革に取り組んだ.本論文では,プロジェクトのパフォーマンス向上を目的とした社内プロセス改革の概要について報告する.
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奥沢 薫
原稿種別: 本文
セッションID: 1302
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
危機に直面したプロジェクトに対し,PMOができることがどのようなことがあるか,プロジェクトとPMOとの関係から整理し,プロジェクトに対するPMOの貢献を探る.まず,プロジェクトの持てる力と達成しなければならない目標との関係を,能力曲線という図を使って整理する.次に,この能力曲線を使って,PMOがプロジェクトにできることを整理する.
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木村 利昭, 中畑 利定, 松本 智恵子
原稿種別: 本文
セッションID: 1303
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
要求されるプロジェクトの条件が厳しくなる中,今のプロジェクトマネジメントは,PM(ProjectManager)個人の知識や経験だけで実現することは,難しい.そのため,昨今は,社内にPMO(ProjectManagementoffice)を立ち上げて,PMを支援・フォローしているべンダが多い.しかし,PMOスタッフのメンバが限られているため,PMの支援・フォローやラインへの情報提供が適切に行なえない等の問題が発生している.本稿では,問題解決のための施策として,PMOスタッフの連携を強化し,SE業務フローを構築したことにより,PMOが引合い時にリスクの高いプロジェクトを把握できるようになったこと,経験が浅いPMでもSEとして実施すペき作業の流れを会得できるようになったこと等について述ペる.
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田島 彰二
原稿種別: 本文
セッションID: 1304
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
企業戦略実現のために,プロジェクトマネジメント(PM)はどうあるペきか?PMBOKに加えて,PFM(ポートフォリオマネジメント),PGM(プログラムマネジメント),それらを組織として支えるOPM3,個人の資質向上のためのPMCDFの理解が必須.また,昨年から始まったPMガイドラインのISO化の動きを踏まえて,急に取り上げられはじめた英国標準規格(BS6079)紹介し,その特徴,実際の活動における有効性についても分析を加える.
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中村 やよい, 橋本 樹範, 松尾 美貴
原稿種別: 本文
セッションID: 1305
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
弊社ではISO9001を取得し,プロセス改善の取組みを行なってきたが,多様なシステム開発を行う会社として,以下の課題があった.(1)『標準プロセス』とその改善の重要性の理解が進まず,現場に浸透していない.(2)ISO9001での要求事項は抽象的かつ汎用的なため,開発現場の具体的な活動への展開が難しい.(3)開発内容が多岐に渡るため,開発プロセスの標準化が難しい.このため,開発にフォーカスしたプロセス改善手法であるCMMI(レべル3)のフレームワークを活用し,以下の取組みを行なうこととした.(1)トップダウンによる現場へのプロセス改善意識と知識の普及(2)CMMIフレームワークを用いての,開発にフォーカスした『標準プロセス』の構築(3)CMMIのテーラリングの概念を用いての各種開発プロセスの統合活動の結果,ISO/CMMIを統合した『標準プロセス(QMS)]を構築し,また,CMMIレべル3を達成している(2007年3月)今後,このQMSを成長させつつレべル4,5を目指した改善活動を進めていく.
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江藤 一彰
原稿種別: 本文
セッションID: 1306
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
株式会社NTTデータでは,自律型組織実現のために,社員が自律して現場を改善する取り組み"NEXT活動"を実施している.この活動の一つに,デミング博士の助手であったカリフォルニア州立大学名誉教授吉田耕作先生が考案したCDGM-RT(Creative Dynamic Group Method-Round Table)という取り組みがある.CDGM-RTとは,1990年以降衰退してきているQCサークルを改良した新たな小集団活動である.今回は,このCDGM-RTをプロジェクト内で半年間実施したことにより,現場にどのような効果を与えることができたか,取り組みまでの過程,取り組み内容,取り組み結果を踏まえて報告する.
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桑田 すみれ, 福永 真剛, 和泉 公, 由崎 令子, 細谷 和伸, 中前 雅之
原稿種別: 本文
セッションID: 1307
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
当社では,ISO9001やCMMIをべースに全社共通の標準プロセスを確立し,展開を実施してきた.当社の標準プロセスは,多岐に渡る事業部門の特性全てに対応できるように,汎用化されたものとなっている.そのため,大きく特性の異なる部門においては,全社共通の標準プロセスを適用するには大幅にテーラリングする必要があり,複雑で効率が悪く,正しく展開するのが難しいケースがある.本論文では,これらの課題を解決するために,部門の特性に合わせた部門標準プロセスを構築・展開し,自ら継続的に改善する風土づくりのために取り組んだ活動とポイントについて紹介する.
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坂井 康記, 角田 文広, 浅沼 信行
原稿種別: 本文
セッションID: 2310
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
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ソフトウェア企業の各部門ではプロジェクト管理手法を様々に工夫,改善している.さらに全体最適化を図るため,全社レペルのプロジェクト管理プロセスを導入することは有効であるが,種々の障壁がある.本発表では,日立ソフトウエアエンジニアリング(株)における全社レペルのプロジェクト管理プロセスの導入戦略とその実施例を報告する.
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一柳 晶子
原稿種別: 本文
セッションID: 2311
発行日: 2007/09/20
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトマネジメントには,「体系的知識」「実務経験」「実践能力」が要求され,「体系的知識」や「実務経験」の習得の方法が確立されてきた.近年は,複雑化・短期化に対応したプロジェクトマネジメントに対応できる「実践能力」が重要視され,いかにして,付加価値の高い行動特性を持つPMプロフェッションを育成するかが,これからの課題である.本稿では,より実践能力を向上させるPM育成モデルが確立していないことが根本的な課題であると仮定し,いくつかの効果的と考えられる施策について考察し,これからのPMプロフェッションに求められるコンピテンシーについて問題提起する.
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