抄録
窒化炭素の超高圧下における相関係の解明および新物質合成を目指して、様々な CN 系前駆体を用いた超高圧実験に取り組んでいる。その中でも本研究では、50 GPa までの範囲で graphitic-CNX の圧力温度安定性および反応性が高い超臨界窒素流体との反応を調べた。光学顕微鏡観察、ラマン散乱測定、高圧その場 XRD 測定を行ったところ、graphitic-CNX 単体は NaCl 中の加熱ではダイアモンドと窒素に熱分解し、窒素媒体中であればわずかに混入した水素によって C2N2(NH) が安定相として生成することがわかった。