SPring-8/SACLA利用研究成果集
Online ISSN : 2187-6886
Section B
放射光X線ラミノグラフィーを用いた Zn-5%Al めっき上腐食生成物の非破壊観察
吉住 歩樹西原 克浩
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ジャーナル オープンアクセス

2025 年 13 巻 4 号 p. 244-249

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抄録
 平板試料の非破壊分析に適した放射光X線ラミノグラフィー法を用いて、Zn-5%Al めっき鋼板の非破壊分析を実施し、同一X線のエネルギーにおける試料厚さの影響を調査し、試料厚さが再構成画像のノイズに与える影響を調べた。また、Zn-5%Al 合金めっき鋼板上に形成された、2種類の腐食生成物が分離可能か検討を行った。結果、試料厚さを薄くすることによってX線透過像のノイズが低減し、再構成画像の SN 比も向上する知見を得た。また、生成された2種類の腐食生成物の画素値の差と、線吸収係数の計算値の差もよく一致しており、Zn-5%Al めっき上に生成された2種類の腐食生成物を分離可能であると考えられる知見を得た。
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