抄録
巨岩石型惑星深部に存在するMgSiO3やCaSiO3の存在様式を理解するためにチタン酸塩をアナログに高圧高温実験を行った。FeTiO3を出発物質にして、約85 GPa、2500 Kまでにイルメナイト相(約0-20 GPa)、ペロブスカイト相(約20-30 GPa)、CaTi2O4型Fe2TiO4相 + OI型TiO2相(約30-44 GPa、高温側)、ウスタイト型FeO相 + OI型TiO2相(約30-44 GPa、低温側)、ウスタイト型FeO相 + 斜方晶系FeTi3O7相(約44 GPa以上)が出現し、さらに約170 GPa、2000 K以上の条件で新たな相が出現することが判明した。