SPring-8/SACLA利用研究成果集
Online ISSN : 2187-6886
Section A
iPS細胞の腫瘍解析に向けたマウス標本の全身CT撮影
宮川 繁福島 五月伊東 絵望子樋口 貴宏八木 直人星野 真人上杉 健太朗
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ジャーナル オープンアクセス

2015 年 3 巻 2 号 p. 340-342

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抄録
iPS細胞の腫瘍解析を目指して、マウス全身の高分解能三次元CT撮影を行った。マウスは安楽死後凍結して保存し、室温に戻した後に撮影を行った。ピクセルサイズは15ミクロンである。BL20B2の幅広いビームと広い撮像範囲を持つ高分解能X線検出器を用いれば、マウスの全身撮影も比較的容易であることが示された。また、X線の屈折を用いた内臓撮影の可能性が示された。
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