SPring-8/SACLA利用研究成果集
Online ISSN : 2187-6886
Section B
X線回折による溶融塩電解FeNi粒子の構造評価(II)
林 靖水口 将輝小嗣 真人大坂 恵一
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ジャーナル オープンアクセス

2015 年 3 巻 2 号 p. 592-595

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抄録
自動車用高効率モーター用磁石としてL10型FeNi磁石の合成を試みている。これまで前駆体の塩化物を還元する手法を検討してきたが、Niリッチな合金しか得られず、保磁力が頭打ちとなっていた。そこで還元パラメータを詳細に制御できる可能性がある溶融塩中電気化学還元法の検討を開始した。今回、カソード電位並びに間欠電解を行った際の電析合金の違いについて調べた結果、Ni電極基準で -0.45~-0.5 Vにおいて単相あるいは連続相の生成から複相の偏析へと電析形態が変化することが分かった。また、間欠電解の緩和時間にFeの再酸化あるいはNiとの置換反応が起こって、Niリッチ化する可能性が示唆された。
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