(株)サムスン日本研究所
国立大学法人岩手大学
八戸工業高等専門学校
2018 年 6 巻 2 号 p. 270-276
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
固溶体正極材料 aLi2MnO3-(1-a)Li(NixMnyCoz)O2 (x+y+z=1) (以下OLOと呼ぶ)の、長期充放電サイクルに伴う放電電圧の降下に関して、透過法と転換電子収量法を併用した解析手法によりバルクと表面近傍のどちらが起因しているかを特定することを目的としてXAFS測定を行った。結果、長期充放電サイクルにおいて、CoよりもMnとNi周りの局所構造が大きく変化しており、長期充放電サイクルに伴うMnおよびNiを中心とした構造変化が ΔV 現象の要因として考えられた。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら