株式会社ダイセル
大阪大学
(公財)高輝度光科学研究センター
2018 年 6 巻 2 号 p. 348-351
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酢酸の高選択的水素化によるアセトアルデヒドへの変換反応を目的として、高活性を示すPdFe合金触媒の開発を実施した。Pd原料とFe原料の蒸発乾固法により調製した Pd-Fe2O3 触媒は、酢酸の水素化によるアセトアルデヒドへの変換反応において高活性、高選択性を示した。Feに対するPd量が異なる各触媒をPd K殻及びFe K殻 in situ XAFS測定することにより、高温、水素雰囲気下においてPdFe合金を形成すること及びPdFe合金生成量と触媒活性に相関があることを確認した。
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