SPring-8/SACLA利用研究成果集
Online ISSN : 2187-6886
Section A
一酸化炭素が結合した一酸化窒素還元酵素の核共鳴非弾性散乱分光測定
當舎 武彦依田 芳卓
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ジャーナル オープンアクセス

2019 年 7 巻 1 号 p. 16-19

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抄録
一酸化窒素(NO)は、反応性に富んだラジカル分子であり高い細胞毒性を示す。細菌が持つ膜結合型一酸化窒素還元酵素(NOR)は、ヘム鉄と非ヘム鉄からなる複核活性中心をにおいて、細胞毒である NO を電子とプロトンを利用して、亜酸化窒素(N2O)へと還元・無毒化する。本研究では、NOR による NO 還元反応の分子機構解明のために、鉄を含む活性部位の構造解析に有効な核共鳴非弾性散乱(NRVS)に着目した。活性部位に基質の類似体である一酸化炭素(CO)を結合させた試料の測定を行った。共鳴ラマン分光測定の結果と比較し、得られた NRVS スペクトルについて考察した。
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