SPring-8/SACLA利用研究成果集
Online ISSN : 2187-6886
Section A
科学鑑定のための銃発射残渣(GSR)の放射光FTIR分析
本多 定男橋本 敬西脇 芳典早川 慎二郎森脇 太郎池本 夕佳木下 豊彦
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2019 年 7 巻 2 号 p. 184-187

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抄録
銃から弾丸を発射する際、主として雷管の成分が熱を受けて飛散し、銃を発射した人の手や袖等に多数付着する。これが銃発射残渣(GSR)である。容疑者の手等から付着物を採取し、Pb、Sb、Ba のすべてを含む 1μm 程度の球形微粒子を多数検出することにより銃発射の客観的な証拠としている。しかし、1990年代から重金属フリーの雷管を使用した弾丸カートリッジが登場し[1]、その場合には上記成分は検出されない。そこで、赤外放射光分光分析により有機化合物を検出することにより、銃発射の証明を目指すものである。
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