SPring-8/SACLA利用研究成果集
Online ISSN : 2187-6886
Section A
宇宙観測用軽量高角度分解能硬X線望遠鏡の開発
井出 峻太郎松本 浩典米山 友景朝倉 一統野田 博文田村 啓輔清水 貞行吉田 篤史三石 郁之粟木 久光他 FORCE ワーキンググループ
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ジャーナル オープンアクセス

2020 年 8 巻 2 号 p. 299-302

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抄録
ほとんど全ての銀河の中心に巨大ブラックホールが存在するが、その成長過程はよくわかっていない。その成長過程を観測的に解明するには、高角度分解能の硬X線観測が重要であり、そのために我々は 15 秒角より優れた高角度分解能で大面積の硬X線望遠鏡の実現を目指している。現在、シリコン結晶薄板を用いたX線反射鏡の開発に取り組んでおり、初めて製作された2回反射型1ペアモジュールの性能を、15 keV と 30 keV のX線を用いて BL20B2 で評価したところ、モジュールのほぼ全面において、目標の 15 秒角より優れた角度分解能が達成されていることがわかった。
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