九州大学
大阪大学
旭川医科大学
高輝度光科学研究センター
2021 年 9 巻 2 号 p. 137-140
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本研究では、X線位相差イメージングを用いて脳実質組織と微小血管網の同時CTイメージングを試みた。サンプルにはマウス脳を用い、脳の密度に近いシリコンラバー系の血管造影剤を用いた。また脳摘出時に脳表面の血管が欠落するのを防ぐため頭蓋骨内の状態での撮影を試み、そのため頭蓋骨の密度を下げるため脱灰を行った。その結果、脳実質組織と直径 60 µm 以上の脳血管を同時に描出できた。
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