大阪市立大学・理学研究科
大阪市立大学・理学研究科 大阪市立大学・複合先端研究機構
2021 年 9 巻 5 号 p. 275-277
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高度好熱菌由来セリンヒドロキシメチル基転移酵素の溶液に、グリシンと基質アナログである5-メチルテトラヒドロ葉酸を加えると、キノノイド中間体による吸収が見られる。我々は、キノノイド中間体構造を原子分解能で得ることを試みたが、ホモダイマーの片方の活性部位にのみ基質アナログが結合した構造しか得られなかった。また、結晶のスペクトル測定においてもキノノイド中間体の割合が少ないことが示唆された。
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