SPring-8/SACLA利用研究成果集
Online ISSN : 2187-6886
Section A
リチウムナイオベート型酸化物、CuTaO3 の結晶構造解析
勝又 哲裕岡崎 有莉香青木 祐人
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ジャーナル オープンアクセス

2021 年 9 巻 5 号 p. 304-307

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抄録
 リチウムナイオベート型酸化物、LiTaO3 を母体とした固溶体における研究から、同じ構造を持つ CuTaO3 の相転移温度が室温近傍であることが予想された。そこで、CuTaO3 を合成し、放射光を用いて結晶構造の温度変化を調べることで、相転移温度の決定を試みた。その結果、200 K~423 K の温度範囲では相転移に伴う結晶構造の明確な変化は観察されず、また 423 K より高温では分解した。以上のことから CuTaO3 は分解温度以下で相転移しないことが明らかとなった。
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