日本包装学会誌
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デザイン性を加味した段ボール製火成岩・堆積岩標本セットの理科授業における効果
早川 貞幸 秦泉寺 沙紀橋本 壮平川上 紳一
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2024 年 33 巻 2 号 p. 119-129

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抄録
小・中学校における岩石の学習では、地層を構成する堆積岩や、マグマが冷えてできた火山岩・深成岩を観察する。実際の岩石を観察することが求められているが、生徒一人あたりの標本数が十分でない学校も少なくない。既存の岩石標本のほとんどは小さな木箱に収納された市販のものであり、生徒の学習意欲を強く刺激するものではない。本研究では、強い好奇心や興味を喚起するようなデザインの美粧印刷を施した、2種類の段ボール製岩石標本箱を作成した。岩石標本箱には、河川や海岸で採取した代表的な堆積岩や、火成岩を8種類ずつ詰め込んだ。岩石標本箱40セットを岐阜県内のいくつかの教育委員会に提供し、理科の授業で使用した。各クラスへの質問紙調査では、デザイン性の高いパッケージを使用し、一人1セットずつ配布したことで、岩石について楽しく学び、理科が好きな生徒だけでなく苦手と答えた生徒の学習意欲も高めることができた。
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