2015 年 6 巻 1 号 p. 6_23-6_28
【目的】下腿最大周囲径と最小周囲径の比をとりCalf Ankle Index(以下CAI)とし,転倒リスクの指標となりうるかを検討した。【方法】介護予防教室に参加した女性36例を対象とし,初回教室参加時に,握力,膝伸展筋力,片脚立位保持時間,Timed Up & Go Test(以下TUG),5m歩行を計測し,CAIとの関連を解析した。また,転倒リスク評価票および転倒不安感尺度との関連についても解析した。【結果】CAIとTUG,転倒リスク評価票,転倒不安感尺度との間に有意な相関が認められた。また,TUGを従属変数とした重回帰分析においても,CAIは独立した因子として抽出された。【結論】骨の発達や皮下脂肪など個体差の影響を受けにくい指標であるCAIは転倒リスクの指標となりうることが示唆された。