理学療法の科学と研究
Online ISSN : 2758-3864
Print ISSN : 1884-9032
短報
入院および外来患者におけるBerg Balance Scaleに対する30-second chair-stand testの妥当性
朝生 尚吾三好 主晃
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ジャーナル オープンアクセス

2016 年 7 巻 1 号 p. 7_31-7_34

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抄録

 【目的】Berg Balance Scale(以下,BBS)は,高齢者に対する転倒リスク判定に使用されている。しかし,BBSは15分程度の測定時間を要し,さらには高齢者にとって不慣れな動作も多いという問題がある。そこで本研究は,臨床現場でも簡便に実施できる30-second chair-stand test(以下,CS-30)についてBBSに対する妥当性を検討した。【方法】当院入院および外来患者21名を対象とし,BBSの得点から46点以上を転倒高リスク群,45点以下を転倒低リスク群に分類した。両群のCS-30および基本属性を比較した。【結果】CS-30は群間に有意差を認めた。基本属性は群間に有意差を認めなかった。【結論】CS-30はBBSに対する妥当性があり,転倒リスク判定に応用できる可能性が示唆された。

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© © 2016 一般社団法人 千葉県理学療法士会
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