宇宙太陽発電
Online ISSN : 2432-1060
ISSN-L : 2432-1060
シンポジウム論文
無線化スリップリング勉強会の活動と成果報告
塩野 光弘高野 忠居村 岳広大崎 博之
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2018 年 3 巻 p. 24-26

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抄録

 NASAの太陽発電衛星では,太陽電池パネルと送電アンテナを各々太陽と地球方向に指向させるため,ロータリジョイント(RJ)とスリップリング(SR)を用いる.接触式SRは,必ずしも難しいものではない.しかし摺動によるくずが出るので,保守上望ましくない.そこで著者らは,電力伝送部を無線化することを目標に,勉強会を開くこととした.本論文では,勉強会について説明し,成果として電界結合型のSRについて報告する.

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© 2018 宇宙太陽発電学会
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