2020 年 5 巻 p. 43-48
現在,宇宙太陽発電(SPS)を実現させるために小型衛星を用いた実証実験が計画されている.実証実験においては,衛星から送信されるビーム形状を正確に評価することが必要となる.これまで,周回衛星である前提を利用せずに,複数の受信局を2次元的に地上に展開してそれらのレベルを測定し,二次元最小二乗法を使ったパターン処理手法を用いてビーム形状を再現することを実施してきた.今回,本衛星が周回衛星であることを利用して,受信局を1次元に配置することで,従来に比べて簡便で精度の高い測定が行えることを示した.