表面科学学術講演会要旨集
2018年日本表面真空学会学術講演会
セッションID: 3Da08
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11月21日(水)
膜表面増強ラマン法(MSERS)を活用するリン脂質膜における分子挙動解析手法の開発
*菅 恵嗣
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抄録
表面増強ラマン分光法を活用し,脂質膜界面における分子の振舞いを高感度で解析する事を目的とする。金ナノ粒子表層にリン脂質膜を修飾した粒子を調製し、水溶液中で粒子を凝集させることにより、リン脂質由来のラマンシグナルが100倍以上に増強される事を明らかにした。本手法を膜表面増強ラマン法と定義し、膜界面にリクルートされた生体分子(低分子RNA、アミロイドペプチド)の高感度解析法を確立した。
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© 2018 公益社団法人 日本表面科学会
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