主催: 公益社団法人 日本表面科学会
超高真空中で選択酸化して成長させたCu9Al(111)単結晶上の極薄エピタキシャルアルミナ膜を、in-situでLEED、RHEED、XPS・UPS測定後、大気中に約6ヶ月放置し、斜入射X線回折、走査型電子顕微鏡像により、厚さ1.6nmのエピタキシャルアルミナ膜の結晶構造および表面形態(凹凸)について評価した。その結果、非常に薄い膜にも関わらず、結晶性もステップテラス構造も保たれていることが判明した。この試料のex-situ電気特性AFM測定についても紹介する。