表面科学学術講演会要旨集
第31回表面科学学術講演会
セッションID: 15P-07
会議情報

12月15日(木)
多層グラフェンの水平弾性の数値シミュレーション
*和知 嶺介板村 賢明三浦 浩治佐々木 成朗
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
摩擦力顕微鏡探針でグラファイト表面を走査すると、探針にグラフェンが追随してフレーク探針が形成されて超潤滑が達成される事がこれまでの実験的・数値的研究で検証されつつある。本研究では、多層グラフェン(2層~10層)の水平方向の弾性を計算した。その結果、グラフェンシートが滑る際、連成バネとして振る舞うことを数値的に示したので報告する。当日の発表では更にグラフェン層数および走査方向への依存性を議論したい。
著者関連情報
© 2011 公益社団法人 日本表面科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top