科学・技術研究
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原著
LiSB電流遮断後の過電圧緩和過程
2段分布定数回路の解析関数の導出と実電池への応用
仁科 辰夫 伊藤 智博立花 和宏
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ジャーナル オープンアクセス

2019 年 8 巻 1 号 p. 53-59

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抄録
リチウム二次電池は電気自動車用電源として最有力であるが、その寿命評価やバッテリーマネージメントシステム(BMS)では、電池残容量や容量劣化の程度を知るために、電池の過電圧成分の分析が行われる。リチウムイオン二次電池の電流遮断時における過電圧過渡応答を解析するためのモデルとして2段分布定数回路を提案し、その基礎方程式の導出、並びに解析関数FDTMLの導出に成功した。これを実電池の過渡応答解析に適用し、正極側と負極側の2つの時定数系のみで1 mV以内の精度でフィッティングできることを明らかにした。高出力形電池では、電流遮断後の初期に電位停滞領域が観測されるが、これは活物質合材層を薄塗として高出力化を図った設計であると推察するに足る解析結果が得られた。
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© 2019 科学・技術研究会

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