東海大学医学部耳鼻咽喉科
2019 年 32 巻 2 号 p. 81-85
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頭頸部癌の発がん因子として新たに注目されているヒト乳頭腫ウイルス(HPV)は,国内外でHPV癌の関連中咽頭癌の頻度は急増している.治療法にかかわらず予後良好であるため,TNM分類もHPV関連の有無で分けられている.本稿では外科的治療を中心に治療法の低侵襲化と予後について,現在進行中の観察試験や臨床試験を踏まえて概説する.
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