抄録
北海道南部の檜山管内江差町の住宅地に2カ所の調査ルートを設定し,それぞれ2018年10月から2020年3月までと,2019年4月から2020年3月までの各月にラインセンサスを実施し,住宅地の鳥類相の特徴を明らかにした.住宅地の主な鳥類は,ハシボソガラスCorvus corone,ハシブトガラスC. macrorhynchos,スズメPasser montanusの3種で,このほかキジバトStreptopelia orientalis,ヒヨドリHypsipetes amaurotis,ツバメHirundo rustica,コムクドリAgropsar philippensis,イソヒヨドリMonticola solitarius,ハクセキレイMotacilla alba,カワラヒワChloris sinicaなどが生息していたが,ムクドリSpodiopsar cineraceusは少なかった.ルート沿いに空き地などがあったが,草原性鳥類はほとんど確認されなかった.