日本水産学会誌
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水温・給餌回数・飼育密度の調整によるウナギ Anguilla japonica 仔魚期間の短縮
増田 賢嗣神保 忠雄今泉 均橋本 博小田 憲太朗松田 圭史照屋 和久薄 浩則
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キーワード: ウナギ, 種苗生産, 成長, 変態
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2013 年 79 巻 2 号 p. 198-205

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抄録

現行の飼育法のもとでは,ウナギ仔魚を育ててシラスウナギを得るためには天然より長い期間が必要である。本研究では,給餌頻度や飼育水温が仔魚の生残および成長に与える影響を解析した。その結果を基に高い飼育水温,高い給餌頻度,複数の水槽への分槽を取り入れた飼育条件を設定し,現行の基本的な飼育条件(対照)と比較して成長が促進されることを示した。その結果として,ふ化から変態完了までの日数が,対照の 303 日に対して 210 日となり,仔魚期が短縮されることを明らかにした。

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© 2013 公益社団法人 日本水産学会
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