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(地独)青森県産業技術センター水産総合研究所 北海道大学大学院水産科学院
北海道大学大学院水産科学研究院
(地独)青森県産業技術センター水産総合研究所
(国研)水産研究・教育機構東北区水産研究所
北海道大学水産学部
論文ID: 16-00041
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青森県周辺海域におけるキアンコウの背鰭第一棘による年齢査定法を検証した。背鰭第一棘の付け根付近の横断面をエッチング処理した後,メチレンブルーで染色し,実体顕微鏡下で落射光と透過光の両者による比較観察した結果,不透明帯数の読み取り精度が向上した。同横断面には,1年に2本の不透明帯(主に6月と11-12月)が形成されていた。背鰭第一棘による年齢査定は脊椎骨によるものよりも読み取り誤差が小さく,標識放流魚の成長追跡結果と類似したことから,優れた年齢査定法と判定した。
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