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(地独)北海道立総合研究機構 水産研究本部稚内水産試験場
(地独)北海道立総合研究機構 中央水産試験場
論文ID: 21-00045
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2020年8-9月に西部北太平洋日本沖合で漁獲されたサンマの消化管内容物を調べた。これまでの知見では,本種は主に冷水性のカイアシ類やオキアミ類といった大型動物プランクトンを捕食すると報告されていた。本研究ではウミタル類のほか,小型カイアシ類や暖水性の枝角類が消化管内容物に数的に優占していた。この要因としてサンマ標本が漁獲された海域において,これまで主要な餌とされていた大型動物プランクトンの分布が少なかった可能性が示唆された。
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