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長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科
論文ID: 22-00001
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日本国内におけるヒョウモンダコHapalochlaena cf fasciataの分布域,体サイズと成熟の年変動を16府県で採集された97個体に基づいて推定した。本種は房総半島以南の太平洋沿岸と福井県以南の日本海側および瀬戸内海で確認され,南西諸島では確認されなかった。生殖腺重量指数と体サイズおよび個体数の変化から,本種は秋から翌春にかけて成熟し,春から初夏にかけて産卵・卵保護すると推察された。また,寿命は約1年で,雌雄ともに繁殖後に死亡していると推察された。
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