著者所属:徳島県農林水産部水産課 東京水産大学海洋生産学科
2003 年 69 巻 4 号 p. 611-619
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徳島県でシラスを漁獲対象とする船曳網のコッドエンドには目合260経のモジ網が使用されている。船曳網の数カ所にポケット網を装着し,曳網実験を5回実施した。カタクチイワシはコッドエンドから最も多く逸出していた。SELECTモデルを拡張してコッドエンドとポケット網の採集結果から網目選択性曲線を推定した。50%選択は漁獲量が多くなると網目から抜けにくい傾向が認められた。通常の創業では50%選択は10mm以下であり,漁獲対象としているシラスの全長に対して260経は小さく適正な目合に改善する必要がある。
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