Synthesiology
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研究論文
有害物質規制に対応するためのプラスチック認証標準物質の開発
― RoHS指令対応の重金属分析用および臭素系難燃剤分析用に ―
日置 昭治大畑 昌輝松山 重倫衣笠 晋一
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2015 年 8 巻 1 号 p. 27-40

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抄録
RoHS指令は日本の産業界へ大きなインパクトを与えた。規制対応の製品を製造するためには原料・素材の評価が重要であるが、特にプラスチック標準物質が当時世界的にほとんどなく、産総研計量標準総合センター(NMIJ)では産業界の求めに応じて迅速にプラスチック標準物質を開発した。まずはどのような標準物質を作るべきかを考えて開発プランを設計した。候補標準物質に特性値を付与するために、分析法(均質性評価法、分解法、定量法)の開発が重要で色々な試行錯誤を行った。また、世界的に通用するものにするために、メートル条約下の相互承認協定に関わるデータベースへの校正・測定能力の登録を目指した。国内外への頒布の状況や、開発から今日までの活動を紹介する。
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© 2015 独立行政法人 産業技術総合研究所
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