胆道
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会長講演
胆膵内視鏡治療の現状と未来
峯 徹哉
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キーワード: ERCP, EUS, ERCP後膵炎
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2017 年 31 巻 1 号 p. 31-38

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抄録

胆膵内視鏡はERCPの開発から始まり,その後ESTの手技が開発され,胆膵内視鏡治療は非常に進歩を遂げた.胆道ドレナージについて,腫瘍などによる閉塞性黄疸に対してplastic stentの改良がなされ,その後メタリックステントの開発が進んだ.EUSの時代となり,腫瘍の生検や消化管を通じて胆管ドレナージ(EUS-BD)ができるようになった.しかし,現在もなおERCP後膵炎は,重大な偶発症であり,我々はERCP後膵炎ガイドラインを作成した.

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© 2017 日本胆道学会
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