胆道
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症例報告
血流障害による腫瘍壊死で造影画像診断に難渋した胆嚢癌の1例
松原 浩浦野 文博内藤 岳人青葉 太郎
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2020 年 34 巻 1 号 p. 115-121

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抄録

症例は70歳代男性.腹痛を訴えて当院を受診した.腹部超音波検査で胆嚢内に腫瘤性病変を認め,造影CT検査を施行した.病変は血流を示さなかった.超音波内視鏡検査では,外側高エコー層のわずかな引きつれを認め,胆嚢癌の存在を疑った.内視鏡的経乳頭的胆嚢ドレナージを行い,胆汁細胞診でadenocarcinomaが検出された.胆嚢摘出術,肝床合併切除,胆管切除術を施行した.術後病理所見は壊死を伴ったpT2胆嚢癌であった.

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© 2020 日本胆道学会
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