胆道
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総説
微細解剖に基づく先天性胆道拡張症手術
木谷 嘉孝刑部 弘哲末松 友樹松本 萌金沢 景繁永川 裕一
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2026 年 40 巻 1 号 p. 69-75

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抄録

先天性胆道拡張症は複数の病型が存在し,その病型の中でも拡張範囲や狭窄の部位は様々であるため,ガイドラインにおいても切除に関する統一された見解はなく,その施設毎の方針によるところが大きかった.

近年は低侵襲化が徐々に進み,本邦においても2022年4月にロボット支援下総胆管拡張症手術が保険適用となった.鏡視下手術では拡大視効果による局所の解剖認識が可能となっており,より精緻な手術が可能となるとともに,微細解剖に関する見地も深まってきている.

本稿では先天性胆道拡張症における,局所の詳細な解剖に基づく至適な剥離層や,胆管切除の際のキーポイントとなる解剖,様々なアプローチ法の特徴を検討した.さらに,ロボット支援下先天性胆道拡張症手術における手術手技を解剖学的な特徴に基づき解説していく.

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