胆道
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原著
急性胆嚢炎に対するEUS-GBD後の長期予後の検討
伊藤 聡司奥薗 徹斉藤 宏章冨樫 純一中村 里紗
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キーワード: EUS-GBD, 急性胆嚢炎, SEMS, PS
ジャーナル 認証あり

2026 年 40 巻 2 号 p. 165-174

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抄録

急性胆嚢炎の標準治療は胆嚢摘出術だが,全身状態不良例では胆嚢ドレナージが選択される.超音波内視鏡下胆嚢ドレナージ(EUS-GBD)は内瘻化が可能な点で有用であり,当院では自己拡張型金属ステント(SEMS)を主に用いてきた.しかし長期留置に伴う断裂・迷入・十二指腸潰瘍瘢痕狭窄の晩期偶発症を経験し,EUS-GBD後2カ月を目安にプラスチックステント(PS)へ待機的に交換することとした.2016年8月~2024年10月にEUS-GBDでSEMS留置成功46例を対象にPS交換群19例と非交換群27例を後方視的に比較した.晩期偶発症はPS交換群で0%,非交換群で6例(22.2%)発生し(p=0.028)内訳は逸脱3例,断裂1例,迷入1例,十二指腸潰瘍瘢痕狭窄1例であった.EUS-GBDでのSEMS長期留置は晩期偶発症のリスクがあり,PSへの交換を積極的に検討すべきである.

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