胆道
Online ISSN : 1883-6879
Print ISSN : 0914-0077
ISSN-L : 0914-0077
臨床的, 実験的閉塞性黄疸時におけるリンパ球機能の変動
高岡 哲郎, 村元 雅行, 福井 拓治, 赤毛 義実, 加藤 文彦, 柴田 清人
著者情報
ジャーナル フリー

1992 年 6 巻 1 号 p. 45-53

詳細
抄録
閉塞性黄疸時のリンパ球幼若化反応について, PTBDを施行した臨床例と総胆管結紮にて作成した閉塞性黄疸モデルにおいて検討を行なうと共に閉塞性黄疸血清のリンパ球機能に対する影響について検討した. その結果 1)閉塞性黄疸時にはリンパ球幼若化反応の低下が臨床的, 実験的に証明された. また臨床例において減黄術による T.B.の正常化に伴いリンパ球幼若化反応の改善が認められた. 2)閉塞性黄疸の血清中にリンパ球幼若化反応に対する抑制因子の存在が実験的に証明された. 以上より閉塞性黄疸時における黄疸軽減処置は患者の免疫能改善において重要な治療法であると考える.
著者関連情報
© 日本胆道学会
前の記事 次の記事
feedback
Top