2008 年 2008 巻 11 号 p. 166-184
医薬品のライフサイクルを通したリスクマネジメントシステムの構築に関する各製薬企業の取り組みについて、特に非臨床安全性からのアプローチに関してPV分科会が実施したアンケートの結果は、2007年第34回日本トキシコロジ一本学会・シンポジウムで発表された。その結果、国内での開発段階からのリスクマネジメントが、今後の検討課題であることが明らかとなった。市販前から市販後までリンクしたセーフティーサイエンスの可能性について、現状と今後の課題を更に明らかにする目的で、日本製薬医学医師連合会(JAPhMed)会員にアンケート調査を実施した。