2012 年 2012 巻 14 号 p. 80-81
非臨床・臨床ジョイントディスカッションは、非臨床と臨床の連携によりヒトのリスク低減化を目指すことを目的に、第36回日本トキシコロジー学会学術年会(2009年)「ファーマコビジランス」シンポジウム(以下本シンポジウム)において取り上げられスタートした。昨年(2011年)の同シンポジウムで3回目の非臨床・臨床ジョイントディスカッションが開催された。本年(2012年)7月には、仙台で開催予定の第39回日本毒性学会学術年会(日本トキシコロジー学会から名称変更)で4回目を数えることになる。過去3回の非臨床・臨床ジョイントディスカッションを振り返り、非臨床安全性の視点から製薬企業のメリットや変化等について触れる。