2015 年 2015 巻 17 号 p. 58-61
ゼブラフィッシュはホール・アニマル・スクリーニングが可能で、スループット性も高く、コストパフォーマンスもよいことから、環境毒性評価などに用いられてきた。動物倫理の観点からも近年代替法として推奨されてきている。安全性評価研究会では、2014年9月の夏のフォーラムでゼブラフィッシュを用いた試験についての講演と、少人数によるグループディスカッションを実施した。本稿では、この夏のフォーラムで議論となった内容を中心にQ&A形式でゼブラフィッシュの基礎的内容を紹介する。