タウリンリサーチ
Online ISSN : 2434-0650
Print ISSN : 2189-6232
高脂肪食負荷 NAFLD モデルにおけるタウリンの作用
小野 鮎子 川﨑 安都紗武永 敬明村上 茂
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キーワード: 脂肪肝, NAFLD, 抗酸化
ジャーナル オープンアクセス

2017 年 3 巻 1 号 p. 12-14

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抄録
非アルコール性脂肪性肝疾患(Non-alcoholic fatty liver disease: NAFLD)モデルとして高脂肪食 負荷マウスを用い、タウリンの肝臓への脂肪蓄積に 対する作用を検討した。また、抗酸化作用に注目し、 タウリンの作用メカニズムを調べた。12 週間の高脂 肪食負荷により、肝機能の低下、肝臓への脂肪蓄積 と酸化ストレスの増加が見られたが、これらの変化 はタウリンの 12 週間混餌投与により改善された。 タウリンは NAFLD抑制作用を有し、抑制メカニズ ムの 1つとして抗酸化作用の関与が示唆される。
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© 2017 国際タウリン研究会

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