国家公務員共済組合連合会虎の門病院血液内科 国家公務員共済組合連合会虎の門病院造血細胞移植後長期フォローアップセンター 冲中記念成人病研究所
2025 年 14 巻 1 号 p. 1-5
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
類洞閉塞症候群(SOS)は造血細胞移植後の主要な合併症の一つで,重症化すると致死的な経過を辿る。診断基準は修正Seattle基準とBaltimore基準が長年使用されてきた。2016年に欧州血液骨髄移植学会(EBMT)から新しい診断基準が提唱され,その後,2023年にその改訂版が公表された。本稿ではEBMT診断基準で提唱されたlate onset SOSについて現状と今後の課題を論じる。
日本造血細胞移植学会雑誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら